人数が多くないとトランプゲームは楽しくないと思われがちですが、たった3人でも楽しく遊べるトランプゲームは沢山あります。
良く知られている人気のトランプゲームから、少しマイナーなゲームまで、3人でできるトランプゲームを一挙に紹介します。
- 1 3人で遊べるトランプ ゲーム おすすめ
- 1.1 3人でできるトランプ① ダウトのルールと遊び方
- 1.2 3人でできるトランプ② セブンブリッジのルールと遊び方
- 1.3 3人でできるトランプ③ ぶたのしっぽのルールと遊び方
- 1.4 3人でできるトランプ④ トランプ10
- 1.5 3人でできるトランプ⑤ 神経衰弱(しんけいすいじゃく)
- 1.6 3人でできるトランプ⑥ ジジ抜き
- 1.7 3人でできるトランプ⑦ 戦争
- 1.8 3人でできるトランプ⑧ 七ならべ
- 1.9 3人でできるトランプ⑨ スナップ
- 1.10 3人でできるトランプ⑩ うすのろ
- 1.11 3人でできるトランプ⑪ ページワン
- 1.12 3人でできるトランプ⑫ 51(ごじゅういち)
- 1.13 3人でできるトランプ⑬ ポーカー
- 1.14 3人でできるトランプ⑭ ハーツのルールと遊び方
- 1.15 3人でできるトランプ⑮ 一休さん
- 2 3人で遊べるおすすめトランプゲーム まとめ
- 3人で盛り上がれるトランプゲームを知りたい
- 簡単に短時間で遊べる3人用トランプゲームを知りたい
- あまり知られていないマイナーなトランプゲームを知りたい
3人で遊べるトランプ ゲーム おすすめ
ここで紹介するのは、3人でできるトランプゲームです。それぞれ独自の魅力と戦略性を持っており、友達や家族と一緒に楽しめます。
3人でできるトランプ① ダウトのルールと遊び方
ダウトは、プレイヤーの駆け引きとブラフが鍵となるカードゲームです。このゲームは3人以上で遊ぶことができます。
ダウトのルール
- ゲームの目的は、手札を全て無くすことです。
- プレイヤーは他のプレイヤーの反応を見ながら、宣言するカードを選びます。
- ブラフや戦略を使って他のプレイヤーを欺くことが重要です。
配布:トランプの全カードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:プレイヤーは時計回りに順番にカードを出していきます。最初のプレイヤーは「エース」と宣言してカードを伏せて出し、次のプレイヤーは「2」と宣言してカードを出します。この繰り返しで「キング」まで進んだらまた「エース」に戻ります。
ダウトの宣言:プレイヤーは他のプレイヤーが嘘をついていると疑った場合、「ダウト!」と宣言できます。宣言されたカードが宣言された数と異なれば、そのカードを出したプレイヤーがその場で引き取ります。正しかった場合は、ダウトを宣言したプレイヤーが引き取ります。
3人でできるトランプ② セブンブリッジのルールと遊び方
セブンブリッジは、戦略と運が必要なカードゲームです。このゲームも3人以上で楽しむことができます。
セブンブリッジのルール
- 目的は手札を早くなくすことです。
- ブリッジをうまく利用して他のプレイヤーがカードを出せないように戦略を練ります。
- 「7」のカードはゲームを有利に進める重要な役割を持ちます。
配布:ジョーカーを除いた52枚のカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:最初のプレイヤーが任意のカードを場に出します。次のプレイヤーはそのカードと同じ数か、同じスートのカードを出す必要があります。
ブリッジの形成:同じ数のカードを続けて出すと、「ブリッジ」が形成され、次のプレイヤーはその数を超えるカードを出さなければなりません。
スペシャルカード:「7」は特別なカードで、出された後、次のプレイヤーは「7」以下のカードしか出せません。
3人でできるトランプ③ ぶたのしっぽのルールと遊び方
ぶたのしっぽは、簡単なルールで楽しめるスピード感のあるカードゲームです。このゲームは特に3人で遊ぶのに適しています。
ぶたのしっぽ ルール
- ゲームの目的は、手札を全て無くすことです。
- 他のプレイヤーの出すカードを予測しながら、手札を減らしていきます。
- 「ぶたのしっぽ」を叫ぶタイミングが重要で、迅速な反応が求められます。
配布:ジョーカーを除いた52枚のカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:プレイヤーは自分の手番になったら、手札から1枚選んで中央に伏せて出します。このとき、カードは隣のプレイヤーには見えないようにします。
ぶたのしっぽ:同じ数のカードが連続して出された場合(例:7-7)、そのカードを出したプレイヤーが「ぶたのしっぽ」と叫びます。最後にカードを出したプレイヤーがその場で全てのカードを引き取ります。
3人でできるトランプ④ トランプ10
トランプ10は、計算と戦略が求められるカードゲームです。このゲームも3人で遊ぶのに最適です。
トランプ10のルール
- ゲームの目的は、手札をなくすことです。
- 数学的な思考と戦略が必要となります。
- 他のプレイヤーが出すカードを予想し、合計「10」を作るための計画を立てます。
配布:全てのカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:プレイヤーは順番にカードを一枚出し、その数を足していきます。合計が「10」になるようにカードを出します。
特別なルール:合計が「10」を超えると、そのプレイヤーはすべてのカードを引き取ります。また、「10」ちょうどで止めることができれば、その場でカードを捨てることができます。
3人でできるトランプ⑤ 神経衰弱(しんけいすいじゃく)
神経衰弱は、記憶力が鍵となるトラディショナルなカードゲームです。3人で遊ぶのに適しています。
神経衰弱のルール
- ゲームの目的は、できるだけ多くのペアを見つけることです。
- プレイヤーはめくったカードの位置を記憶し、次の手番でペアを作るために活用します。
- 記憶力と観察力が重要となります。
準備:全てのカードを裏向きにして並べます。
ゲームの進行:プレイヤーは順番に2枚のカードをめくります。同じ数字のペアができれば、そのカードを取ります。
終了条件:全てのペアがなくなるまでゲームを続けます。ペアを最も多く取ったプレイヤーが勝者となります。
3人でできるトランプ⑥ ジジ抜き
ジジ抜きは、ババ抜きに似た伝統的な日本のカードゲームです。このゲームは、特に3人で遊ぶのに適していますが、2人から7人程度で遊ぶこともできます。シンプルながらも戦略的な要素があり、プレイヤーはどのカードが「ジジ」になるかを推理しながらプレイすることが求められます。
ジジ抜きのルール
- ゲームの目的は、最後に「ジジ」となるカードを持たないようにすることです。
- プレイヤーは自分の手札と引いたカードを使って、できるだけ早くペアを作り、手札を減らしていきます。
- 最後に「ジジ」となるカードを持っているプレイヤーが負けとなります。
カードの準備:52枚のカードの中からランダムに1枚を抜き取り、残りの51枚を使用します。この抜き取られたカードはゲームには使用せず、このカードと同じ数字のカードが「ジジ」となります。
カードの配布:残った51枚のカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの開始:各プレイヤーは手札から同じ数字のペアを作り、中央に出します。
カードの交換:プレイヤーは順に、隣のプレイヤーの手札から1枚のカードを引きます。引いたカードが手札のカードとペアになる場合は中央に出し、そうでなければ手札に加えます。
勝敗結果:最後にジジとなるカードを持っている人が負けです。
3人でできるトランプ⑦ 戦争
戦争は、カードの数字を比較して勝敗を決める、非常にシンプルなトランプゲームです。このゲームは2人以上、多くても5人程度で楽しめるので、トランプ 3人で遊ぶゲームとしては最適です。戦争はそのシンプルさから、幅広い年齢層に適しており、運が大きく影響するゲームです。
戦争のルール
- ゲームの目的は、他のプレイヤーより多くのカードを獲得することです。
- カードの強さは、Aが最も強く、2が最も弱いですが、2はAにだけ勝つことができます。
- 手札がなくなるまでゲームを続け、最終的に最も多くのカードを持っているプレイヤーが勝者となります。
カードの配布:52枚のカード(ジョーカー除く)をプレイヤーに裏向きで均等に配ります。
カードの出し方:各プレイヤーは、自分の手札の一番上のカードを「せーの」という合図と共に場に出します。
勝敗の決定:出されたカードの中で一番数字が大きいカードを出したプレイヤーがその回の勝者となり、場に出たカードを全て獲得します。
引き分けの場合:同じ数字のカードが出た場合は引き分けとなり、再度カードを出して勝敗を決めます。
3人でできるトランプ⑧ 七ならべ
七ならべは、カードを順番に並べていくゲームで、特に子供から大人まで幅広く楽しめる、3人でできるトランプゲームです。戦略的にカードを出し、他のプレイヤーの手札とプレイ状況を考慮に入れることが重要です。七ならべは、計画的な思考と場の状況を読む能力が求められます。
7ならべのルール
- ゲームの目的は、自分の手札をすべてなくすことです。
カードの配布:全てのカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:最初のプレイヤーは中央に7のカードを出します。次のプレイヤーはこの7に隣接する6または8のカードを、同じスートで出します。
順番に出す:以降、プレイヤーは順番に、既に出ているカードに隣接するカードを出していきます。
出せない場合:出すべきカードが手札にない場合はパスします。
3人でできるトランプ⑨ スナップ
スナップは、子供から大人まで、3人で楽しむ遊べるトランプゲームです。ルールが簡単なので、家族や友達とのカジュアルな遊びに最適です。また、反射神経と観察力を鍛えるのにも役立ちます。
スナップのルール
- ゲームの目的は、できるだけ多くのカードを獲得することです。
- プレイヤーは素早い反応と観察力を駆使して、同じ数字のカードを見逃さないようにします。
- 「スナップ!」と叫ぶタイミングが重要で、迅速な判断が求められます。
カードの配布:全てのカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:プレイヤーは順に、自分の手札の一番上のカードを速やかに中央に出していきます。
スナップの宣言:中央に出されたカードが前に出されたカードと同じ数字の場合、最初に「スナップ!」と叫んだプレイヤーがそのカードを全て獲得します。
カードの再配布:中央のカードがなくなったら、獲得したカードを再度プレイヤーに配ります。
3人でできるトランプ⑩ うすのろ
うすのろは、反射神経を要するトランプゲームで、3人から13人で遊ぶことができます。うすのろは緊張感あふれるゲームで、集中力と素早い反応が鍵となります。
うすのろのルール
- 他のプレイヤーの動きに注意を払いつつ、カードを交換して4枚揃えることが重要です。
- コイン争奪時には素早い反応が求められます。
- 負けが累積するたびに「うす」「うすの」などの呼び名が変わり、4回目の負けで「うすのろ」となります。
カードの準備:同じ数字のカード4枚をプレイヤーの人数分用意します。
カードの配布:各プレイヤーに4枚ずつカードを配ります。
ゲームの進行:プレイヤーは掛け声とともに右隣のプレイヤーにカードを1枚手渡します。左隣のプレイヤーからも同様にカードを受け取ります。
コイン争奪:手元に同じ数字のカードが4枚そろったら、中央に置いたプレイヤー人数より1個少ないコインを取ります。誰かがコインを取ったら、他のプレイヤーもコインを取ります。
勝敗の決定:コインを取れなかったプレイヤーがその回の負けとなります。4回負けると「うすのろ」となり、最下位になります。
3人でできるトランプ⑪ ページワン
ページワンは、同じマークのカードを順番に出していくトランプゲームです。このゲームは2人以上で遊ぶことができ、手札を早くなくした人が勝ちとなります。
ページワンのルール
- カードの強さはAが最も強く、2が最も弱いです。
- 親が最初に出すカードに合わせて、他のプレイヤーも同じマークのカードを出していきます。
- 手札を早く減らすための戦略と、他のプレイヤーの動きに注意する必要があります。
カードの配布:ジャンケンなどで決めた親が、カードを1人4枚ずつ裏向きに配ります。残りのカードは積み札として裏向きにして置きます。
親のプレイ:親は手札から1枚を表向きにして出し、これが台札となります。
カードの出し方:左隣のプレイヤーから順に、台札と同じマークのカードを出します。同じマークがない場合は、積み札からカードを引いて出せるまで続けます。
次のラウンド:全員がカードを出した後、最も数字が大きいカードを出した人が次の台札を出すことができます。
勝者の決定:手札が残り2枚になった時に「ページワン」と宣言し、その後手札を全て出せば勝ちです。宣言を忘れるとペナルティがあります。
3人でできるトランプ⑫ 51(ごじゅういち)
2人でできるトランプとして人気のブラックジャックは、カードの合計点を21にする事を目指すゲームですが、この51(ごじゅういち)は、カードの合計点を51点にすることを目指すトランプゲームです。3人でプレイ可能で、戦略的思考と運のバランスが求められるゲームです。
51のルール
- Aは11点、K/Q/J/ジョーカーは10点、2~10はその数字の点数としてカウントします。
- 手札に異なるマークがあると得点は0点になるので注意が必要です。
- 他のプレイヤーの手札と比較しながら、どのタイミングで「ストップ」または「コール」を宣言するかが重要です。
カードの配布:各プレイヤーに5枚のカードを配り、残りは山札とします。
場札の設置:山札から5枚のカードを表向きにして場札とします。
カードの交換:各プレイヤーは手札を場札のカードと交換し、手札の合計点を51点に近づけます。
勝利条件:同じマークのカードだけで51点に到達したプレイヤーが「ストップ」と宣言して勝利します。
3人でできるトランプ⑬ ポーカー
ポーカーは、手札の組み合わせで勝敗を競う、3人でできる人気のトランプゲームです。このゲームは戦略と心理戦が鍵となります。ポーカーは複数のバリエーションが存在し、プレイスタイルやルールがそれぞれ異なります。
ポーカーのルール
- 手札の組み合わせ(ペア、フラッシュ、ストレートなど)によって勝敗が決まります。
- ブラフを使うことで、手札が弱くても勝つことが可能です。
- 賭けの戦略がゲームの重要な部分を占めます。
カードの配布:各プレイヤーに決められた枚数のカードを配ります。
ベットの進行:プレイヤーは順番に賭け金を決めていきます。
手札の交換:プレイヤーは手札を交換して、より良い組み合わせを目指します。
勝敗の決定:最終ラウンドの賭けが終わった後、手札を公開し、最も強い組み合わせを持つプレイヤーが勝者となります。
3人でできるトランプ⑭ ハーツのルールと遊び方
ハーツは、ポイントを最少に抑えることを目指すトリックテイキング型のゲームです。ハートは通常4人でプレイしますが、3人でも遊べるトランプゲームです。このゲームは戦略と心理戦が重要で、プレイヤーは相手の手札を予測しながら、いかにポイントを獲得せずに済むかを考えます。
ハーツのルール
- ハートのカードやスペードのクイーンを避けることが重要です。
- 他のプレイヤーが取らざるを得ないように戦略的にカードをプレイします。
- ゲームの終了時に最も低いポイントを持つプレイヤーが勝ちとなります。
カードの配布:52枚のカードをプレイヤーに均等に配ります。
ゲームの進行:各プレイヤーは時計回りにカードを出していきます。最初に出されたスートに合わせてカードを出す必要があります。
ポイントの計算:ハートの各カードは1点、スペードのクイーンは13点として計算します。
勝利条件:最も少ないポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。
3人でできるトランプ⑮ 一休さん
一休さんは、トランプゲームの一種で、プレイヤーが手札の数字を足して合計が「15」になるようにするゲームです。このゲームは戦略的思考と計算能力が求められ、プレイヤーは手札をうまく使い、合計点を「15」に近づけるように努力します。
一休さんのルール
- プレイヤーは手札からカードを選び、合計が「15」になるように工夫します。
- 戦略的なプレイが必要で、相手の手札や出したカードを考慮しながらプレイします。
- 最終的にポイントを最も多く獲得したプレイヤーが勝者となります。
カードの配布:トランプのカードをシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
ゲームの進行:プレイヤーは順番に手札から1枚のカードを出します。出したカードの数字を足して、合計が「15」になるように心掛けます。
合計が「15」の場合:合計が「15」になった場合、そのプレイヤーはポイントを獲得します。
合計が「15」未満の場合:合計が「15」未満であれば、次のプレイヤーに番が移ります。
合計が「15」を超えた場合:合計が「15」を超えたプレイヤーは負けとなり、相手プレイヤーがポイントを獲得します。
3人で遊べるおすすめトランプゲーム まとめ
人数が少なくても、たった3人でも盛り上がれるトランプゲームを15種類紹介しました。
「戦争」や「スナップ」のように、誰でもすぐに遊べる簡単なルールのゲームから、「ポーカー」や「セブンブリッジ」のように戦略的要素が求められるゲームまで、意外と沢山のトランプゲームが3人で遊べる事に、驚かれた人も多いのではないでしょうか。
家に友人が遊びに来た時や、キャンプなどでも手軽に楽しめるトランプゲームをいくつか覚えておけば、手持無沙汰な時でも楽しく過ごせること間違いなしです。