オンカジにはライブカジノでさまざまなポーカーゲームが用意されています。それぞれルールが異なるため、どのようにプレイすればよいのかわからないという方も少なくないでしょう。
そこでライブカジノで遊べるポーカーのうち5種類をピックアップして、それぞれの遊び方を詳しく説明します。
ポーカーの役について
オンカジのライブカジノで遊べるポーカー役はすべて共通です。同じ役の場合、カードの数字(ランク)が大きい方が強い役となります。
カジノでポーカーをプレイする前に、まずはポーカーの役を覚えておきましょう。
ハンド名 | 例 | 説明 |
ロイヤルフラッシュ | A♢K♢Q♢J♢10♢ | 同一スート(絵柄)の「A K Q J 10」の5枚 |
ストレートフラッシュ | 9♡8♡7♡6♡5♡ | 同じスートの連番からなる5枚 |
フォーカード | A♡A♤A♢A♧ | 同じランク(数字)の4枚といずれかの1枚 |
フルハウス | K♢K♡K♧6♤6♢ | 同じランク2枚と同じランク3枚による5枚 |
フラッシュ | Q♧10♧9♧6♧3♧ | すべて同じスートの5枚 |
ストレート | 9♧8♡7♤6♢5♡ | ランクが連続する5枚 |
スリーカード | A♧A♢A♡9♧7♧ | 同じランク3枚と異なるランク2枚 |
ツーペア | A♧A♢K♡K♧7♤ | 同じランク2枚が2組と異なるランク1枚 |
ペア | K♧K♢Q♢9♤7♡ | 同じランクの2枚と異なるランク3枚 |
ハイカード | Q♡9 ♧7♤4♡2♢ | 上記のいずれにも該当しない任意の5枚 |
ランクの強さは次のようになります。
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
ライブカジノのポーカーで共通するルール
オンカジのライブカジノにはいくつもの種類のポーカーがあります。いずれも共通するルールとして次のようなものがあります。
- カードはジョーカーを除いた52枚1組を使う
- 1ゲームごとにカードはシャッフルされた別のものと交換される
- ベットできる金額はテーブルで設定された上限額まで
- ベットできる金額はテーブルで設定された上限額まで
- 1つのテーブルに参加できるプレイヤーの数に制限がない
ライブカジノのテキサスホールデム
ライブカジノのテキサスホールデムは3回のベットタイミングがある特徴を持つポーカーゲームです。
テキサスホールデムと言えば、WSOP等世界のトーナメントで行われるようなプレイヤーがテーブルを囲んで対戦するゲームですが、ライブカジノではプレイヤーとディーラー1対1の、2人でできるトランプとなります。
テキサスホールデムの特徴
ライブカジノのテキサスホールデムの大きな特徴は次の3回のベットタイミングがあることです。
① 2枚のカードが配られる
② コミュニティカード3枚が開く
③ コミュニティカード2枚が追加される
ここで「チェック」して次のベットラウンドに進むか、あるいはベット額を増やして最後の勝負に臨むかの選択ができます。
ゲームはプレイヤーとディーラーに2枚のカードが配られ、テーブルに5枚のコミュニティカードが開きます。プレイヤーとディーラーはそれぞれ2枚のハンドと5枚のコミュニティカードからなる役を比べて、強い役を持つほうが勝ちます。
ゲームの進め方
それではライブカジノでプレイできるテキサスホールデムのプレイ方法を説明します。以下は「エクストリームテキサスホールデム」のケースです。
ディーラーがカードを用意する
テキサスホールデムは1プレイごとに、1組のカードを使用します。
アンティベットする
ゲームが始まる前にプレイヤーは「アンティベット」でチップをベットします。制限時間があるのでチップの選択と枚数を間違えないように注意しましょう。
アンティにベットすると、自動的に「アンティプラス」にも同額がベットされます。つまりベット額の2倍が参加費ということです。
サイドベットについて
アンティベットの時、同時にサイドベットもできます。
「ベスト5ベット」にチップを置くだけですが、このベットをしておけば7枚のカード中で5枚のハンドがスリーカード以上なら必ず役に応じた配当を獲得します。
1回目のベットラウンド
アンティベットが終わるとプレイヤーに2枚のカードが表向きに、ディーラーに2枚のカードが裏向きに配られます。
この「プリフロップ」でプレイヤーが選択できるのは次の3つのアクションです。
- プレイ×4(アンティの4倍をベット)
- プレイ×3(アンティの3倍をベット)
- チェック(ベットしない)
チェックを選ぶと次のベットラウンドで選択ができます。プレイ×4またはプレイ×3を選ぶと以降のアクションはできません。プレイ×4またはプレイ×3をベットすると、チップは「プレイ」に置かれます。
※ 2枚のハンドでアクションを選ぶ
2回目のベットラウンド
次にテーブルに3枚のコミュニティカードが開く「フロップ」のベットラウンドになります。
ここでは5枚のカードで役が出来ている場合があります。前のベットラウンドで「チェック」を選んでいれば、次の2つのアクションからどちらかを選択できます。
- プレイ×2(アンティの2倍をベット)
- チェック(ベットしない)
3回目のベットラウンド
最後に2枚のコミュニティカードが追加され、テーブルには5枚のカードが開きます。
前のベットラウンドで「チェック」を選んでいれば、次の2つのアクションからどちらかを選べます。
- プレイ×1(アンティと同額をベット)
- フォールド(勝負から降りる)
フォールドを選ぶと最初のアンティベットを放棄して勝負から降りることができます。フォールドしなければディーラーとの勝負に移ります。
もし制限時間内に選択しない場合には、自動的にフォールドします。
ディーラーのカードが開く
最後にディーラーのカードが開き、プレイヤーと役の強さを比べて勝敗が決まります。勝てば配当を受け取ります。
勝敗結果について
テキサスホールデムは勝敗結果に複数のパターンがあるので少し複雑です。条件によって次のような結果になります。
ディーラーはクオリファイ(勝負)するためには、「ペア」以上の役が出来ていなければなりません。
勝負の結果 | アンティ | アンティ プラス | プレイ | |
ディーラーの クオリファイ | プレイヤー の勝敗 | |||
× | ◯ | 返却 | 勝ち | 1:1 |
× | × | 返却 | 負け | 負け |
◯ | ◯ | 1:1 | 勝ち | 1:1 |
◯ | × | 負け | 負け | 負け |
◯ | 引き分け | 返却 | 返却 | 返却 |
フォールド | 負け | 負け | − |
アンティプラスの配当は次のようになります。
「アンティプラスの配当」
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 500:1 |
ストレートフラッシュ | 50:1 |
フォーカード | 10:1 |
フルハウス | 3:1 |
フラッシュ | 1.5:1 |
ストレート | 1:1 |
ほかのすべてのハンド | 返却 |
ベスト5ベットをしていると、役により次の配当を受け取ります。
「ベスト5ベット」の配当
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 50:1 |
ストレートフラッシュ | 40:1 |
フォーカード | 30:1 |
フルハウス | 8:1 |
フラッシュ | 7:1 |
ストレート | 4:1 |
スリーカード | 3:1 |
テキサスホールデムは、カジノでディーラーと勝負するゲームよりも、複数のプレイヤーがテーブルを囲んで対戦するゲームの方が人気があります。世界中で大会も開催されているテキサスホールデムは、運に加えてプレイヤーのスキルや頭脳が大きくものを言うゲームで、ポーカープロも多数存在します。
対戦型テキサスホールデムは、専用のオンラインポーカーサイトや、海外のカジノ、日本にもあるお金を賭けないアミューズメントカジノ、ポーカーバーなどでもプレイする事ができます。ポーカーのルールや役の強さはもちろん、どんなハンドの時に勝率が高いのかを判断する材料にもなるテキサスホールデム確率をひととおり学習してからチャレンジしましょう、
カジノホールデム
カジノホールデムはテキサスホールデムよりも簡単なルールです。アンティのあとはベットラウンドが1回のみとなっています。
ゲームの進め方
カジノホールデムのゲームフローを説明します。1プレイごとにディーラーは新しい1組のカードを取り出してシューに格納します。
アンティをベットする
まずは制限時間内にアンティベットをします。ベットしなければゲームはそのまま進行します。
サイドベットについて
アンティベットのあとにサイドベットとして「ボーナスベット」ができます。
ボーナスベットは最初の5枚のカードでエースのペア以上の役が出来れば、役に応じた配当を受け取ります。
カードが配られる
アンティベットをして制限時間が過ぎるとディーラーはカードを配ります。
プレイヤーに2枚を表向きに、ディーラー自身に2枚を裏向きに置きます。
次にテーブルに3枚のコミュニティカードを表向きに置きます。
アクションを決める
ハンドの2枚とテーブルの3枚のカードで役ができているかどうか確認してプレイヤーは次のどちらかのアクションを決めます。
- プレイ×2(アンティの2倍をベット)
- フォールド(勝負を降りる)
プレイ×2を選択したら「プレイ」のサークルにチップを置き、フォールドを選択したらアンティベットを放棄してゲームを終了します。
勝負が決まる
プレイ×2を選択したらディーラーとの勝負になります。ディーラーは2枚のカードを引いてテーブルに置き、自分のハンドをオープンします。
プレイヤーとディーラーの役を比べて勝敗が決まり、勝てば配当を獲得します。
勝敗結果について
ディーラーは4のペア以上の役が出来ればクオリファイします。ディーラーとプレイヤーの勝敗に応じて次のような結果になります。
勝負の結果 | アンティ | プレイ | |
ディーラーのクオリファイ | プレイヤーの勝敗 | ||
× | ◯ | 勝ち | 返却 |
◯ | ◯ | 勝ち | 1:1 |
◯ | × | 負け | 負け |
◯ | 引き分け | 返却 | 返却 |
フォールド | 負け | − |
「アンティの配当」
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 100:1 |
ストレートフラッシュ | 20:1 |
フォーカード | 10:1 |
フルハウス | 3:1 |
フラッシュ | 2:1 |
ストレート | 1:1 |
スリーカード | 1:1 |
ツーペア | 1:1 |
ワンペア以下 | 1:1 |
「ボーナスの配当」
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 100:1 |
ストレートフラッシュ | 50:1 |
フォーカード | 40:1 |
フルハウス | 30:1 |
フラッシュ | 20:1 |
ストレート | 7:1 |
スリーカード | 7:1 |
ツーペア | 7:1 |
エースのペア | 7:1 |
スリーカードポーカー
3枚のカードのみで勝敗が決まる、スピーディーなポーカーゲームです。「トリプルポーカー」とも呼ばれています。
ゲームの進め方
スリーカードポーカーのプレイ方法を説明します。
アンティベットする
ベット制限時間内にまず「アンティベット」をします。
この際にオプションとして次の2つのベットもできます。
【ペアオアベター】
ディーラーとの勝負に関係なく3枚のカードの役により配当を受け取ります。
【3×3ボーナス】
プレイヤーとディーラーのカード6枚で出来た役に応じて配当を受け取ります。
カードが配られアクションを決める
プレイヤーに3枚のカードが表向きに配られ、ディーラーにも3枚が裏向きに配られます。この時点で次の2つのアクションからどちらかを選択します。
- プレイ×1(アンティベットと同額をベット)
- フォールド(アンティベットを放棄して降りる)
ただし「3×3ボーナス」を放棄しない場合には「プレイ×1」を選ぶことが必要です。
勝敗が決まる
ディーラーが3枚のカードをオープンし、プレイヤーとの役を比べて勝敗が決まります。ディーラーに勝てば配当を受け取ります。
勝敗結果について
勝敗は次のように条件にって決まります。ディーラーはクイーン以上のカードがあればクオリファイします。
勝負の結果 | アンティ | プレイ | |
ディーラーのクオリファイ | プレイヤーの勝敗 | ||
× | ◯ | 1:1 | 返却 |
◯ | ◯ | 1:1 | 1:1 |
◯ | × | 負け | 負け |
◯ | 引き分け | 返却 | 返却 |
フォールド | 負け | − |
プレイ×1を選択して3枚で「ストレートフラッシュ」か「スリーカード」あるいは「ストレート」が出来ていれば、次の配当表に応じたボーナスを受け取ります。
【ボーナスの配当】
ハンド | ペイアウト |
ストレートフラッシュ以上 | 5:1 |
スリーカード | 4:1 |
ストレート | 1:1 |
【ペアオアベターの配当】
ハンド | ペイアウト |
ミニロイヤル 例 A♡K♡Q♡ | 100:1 |
ストレートフラッシュ 例 K♢Q♢J♢ | 40:1 |
スリーカード 例 K♢K♧K♡ | 30:1 |
ストレート 例 9♧8♡7♤ | 5:1 |
フラッシュ 例 9♧6♧3♧ | 4:1 |
ペア 例 K♡K♢9♤ | 1:1 |
【3×3ボーナスの配当】
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 1000:1 |
ストレートフラッシュ | 200:1 |
フォーカード | 100:1 |
フルハウス | 20:1 |
フラッシュ | 15:1 |
ストレート | 10:1 |
スリーカード | 7:1 |
3×3ボーナスの役は通常のポーカーの役と同じです。
カリビアンスタッドポーカー
カリビアンスタッドポーカーはプレイヤーとディーラーに5枚ずつカードが配られ、役の強さで勝敗が決まるポーカーゲームです。
ゲームの進め方
カリビアンスタッドポーカーは次のような流れでプレイします。
アンティベットする
最初にプレイヤーはアンティベットをします。
サイドベットとして「5+1ボーナス」にもベットできます。これはプレイヤーの5枚のカードとディーラーの1枚のアップカード(表向きのカード)の6枚でスリーカード以上の役が出来れば、その役に応じて配当を受け取れるものです。
カードが配られアクションを決める
アンティベットが終わるとプレイヤーに5枚、表向きにカードが配られます。次にディーラー自身にも1枚を表向きに、4枚を裏向きにカードを配ります。
ここで次のアクションのうちどちらかを選択します。
- プレイ×2(アンティの2倍をベットする)
- フォールド(アンティを放棄して勝負から降りる)
「5+1ボーナス」はフォールドしても有効です。
勝敗が決まる
アクションを選択する制限時間が過ぎたらディーラーは裏向きの4枚のカードをオープンして勝敗が決まります。プレイヤーは勝てば配当に応じて配当を受け取ります、
勝敗結果について
ディーラーはエース以外にキングまたはそれ以上のカードがあればクオリファイします。
勝負の結果 | アンティ | プレイ | |
ディーラーのクオリファイ | プレイヤーの勝敗 | ||
× | ◯ | 1:1 | 返却 |
◯ | ◯ | 1:1 | 勝ち |
◯ | × | 負け | 負け |
◯ | 引き分け | 返却 | 返却 |
フォールド | 負け | − |
プレイベットの配当は次のようになります。
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 100:1 |
ストレートフラッシュ | 50:1 |
フォーカード | 25:1 |
フルハウス | 10:1 |
フラッシュ | 7:1 |
ストレート | 5:1 |
スリーカード | 3:1 |
ツーペア | 2:1 |
ワンペア以下 | 1:1 |
【5+1ボーナスの配当】
ハンド | ペイアウト |
ロイヤルフラッシュ | 1000:1 |
ストレートフラッシュ | 200:1 |
フォーカード | 100:1 |
フルハウス | 20:1 |
フラッシュ | 15:1 |
ストレート | 10:1 |
スリーカード | 7:1 |
サイドベットシティ
サイドベットシティは4つの選択肢から1つを選んでベットする特殊なルールのポーカーゲームです。プレイヤーとディーラーが勝負するのではなく、テーブルにオープンされたカードで役が出来れば配当を受け取る仕組みです。
ゲームの進め方
サイドベットシティのゲームフローは次のようになります。
ベットする
最初にプレイヤーは次の4種類から1つを選んでベットします。
【3カードハンド】
オープンされる7枚のカードのうち、最初の3枚で役が出来れば配当を受け取る
【5カードハンド】
7枚のカードのうち最初の5枚で役が出来れば配当を受け取る
【7カードハンド】
7枚のカードで役が出来れば配当を受け取る
【すべて負け】
3通りのすべてに役が出来ないと配当を受け取る(当たれば0.7:1の配当)
カードが開かれ結果が決まる
ベットが終わるとディーラーは7枚のカードを引いてテーブルに置きます。3枚、5枚、7枚と置かれるたびに「3カードハンド」「5カードハンド」「7カードハンド」それぞれの勝敗が確定していきます。いずれも役が出来なければ「すべて負け」にベットしていると「0.7:1」の配当を受け取ります。
【3カードハンドの結果が決まる】
【5カードハンドの結果が決まる】
【7カードハンドの結果が決まる】
サイドベットシティの配当
サイドベットシティの配当は次のようになります。
勝ちハンド | 3カード ハンド | 5カード ハンド | 7カード ハンド |
ロイヤル フラッシュ | 100:1 | 1000:1 | 500:1 |
ストレート フラッシュ | 40:1 | 250:1 | 100:1 |
フォーカード | − | 100:1 | 50:1 |
フルハウス | − | 50:1 | 7:1 |
フラッシュ | 4:1 | 40:1 | 5:1 |
ストレート | 5:1 | 25:1 | 4:1 |
スリーカード | 35:1 | 7:1 | 3:1 |
ツーペア | − | 4:1 | − |
ペア JJ-AA | − | 1:1 | − |
いずれかの ペア | 1:1 | − | − |
まとめ:ポーカーのルールを覚えてプレイしよう
ポーカーは基本的に役の強さをディーラーと競い配当を受け取るゲームです。ライブカジノにはいろんなタイプのポーカーがあり、簡単なものから配当の種類が豊富なものまで違いがあります。まずは簡単なルールのポーカーゲームを選んでプレイしてみてはいかがでしょうか。